「ムラだらけね。貸して」

「いいよ、俺は気にしてないんだから」

「ダメ。それに何?筆使いなさい」

「はぁ...」

「じっとして。いつもよりハンサムに仕上げてあげるから」

「お前は俺といる時くらい仕事の事忘れられないのかよ」

「あなたといるから仕事の事を忘れられないの。メイクするならちゃんとして」

「後で高く請求されそうで怖いな」

「はいはい、うるさいお口は黙ってください」

職業病
(至近距離で見つめられる手段だもの)






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