NoVeLs
□不器用な幸せ(イザカガ甘)
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ついこの間一線を越えた二人は、幸せそうに眠っていた…。
「ん‥朝…?」
窓からの陽射しで先に目を覚ましたのは、カガリ。愛しい彼の腕に包まれながら朝を迎えたカガリは、それに気付くとはにかむように微笑んだ。
「フフッ…寝顔…可愛いかも//」
思わず頬にキスをする。イザークは軽く身じろぐと、薄く目を開けた。
「おはよ、イザーク」
「起きてたのかカガリ…おはよう。」
寝起きの少しかすれた声が妙に色っぽい気がして、カガリは軽く頬を染めた。