NoVeLs
□暖房より愛の温度。(アスカガ/甘甘v)
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━…南国のオーブだって、冬は寒いんです。
今日は久々のオフで、代表からただのカガリへ、護衛からただのアスランへ戻っていた。
「アスラン…」
「…ん?」
「やっぱりストーブ1個じゃ寒くないか?」
なぜ、代表ともあろうカガリの部屋でストーブ1個で寒さをしのいでいるのかと言うと…簡単に言えばエアコンが壊れてしまったのだ。
しかも修理はあちらの都合で明日にならなくては来れない…よって倉庫からストーブを持ってきたのだった。
「寒いよアスラぁン…」
「しょうがないな…じゃあ俺が暖めてあげる」
「へ?お前だけでどうやって部屋を暖めるんだ?」
相変わらずズレた考え方のカガリに苦笑いしながらも、アスランはカガリの横に移動し耳元で囁く。