裏NoVeLs

□淫らな復讐U(続き/道具媚薬使)
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あの後カガリは、シンが何もない日は殆んど夜中に呼び出されていた。

「カガリ、ちょっと部屋行ってくるから待っててくれ。」
『あぁ、分かったアスラン。』

廊下に1人で居るカガリ。人気が無く、静かだ。そこにコツ、コツ、とゆっくりめな足音が聞こえる。アスランじゃない。カガリは嫌な予感がして、呟く。
『シ‥ン…?嫌…』
「良く分かったなぁ、アスハ代表?」

シンはわざとらしい声と顔で言う。
そして耳元で冷たく囁いた。

「今夜12時にいつもの倉庫だからな。来ないとどうなるか分かってるよなぁ?」
『…わかった…っ…』
シンは返事を聞くと耳を軽く舐めて楽しそうな冷たい顔で去って行った。



『では今日はこの辺で切り上げませんか、デュランダル議長。』
「そうですね。姫に過労で倒れられでもしたら大変だ。顔色が少し悪いみたいだし、今日は終りましょう。」
『あぁ、すまない。』


デュランダル議長等との話し合いが終わり、時刻は11時半だった。カガリは軽くシャワーを浴びて、部屋を出た。
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