裏NoVeLs
□最高のBirthday(アスカガ/甘)
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10月29日
それは、アスランの誕生日。
その夜、アスランとカガリはケーキを食べ、口付けを交わし、カガリとしてはそのまま終るはずだった…
「カガリ、指にクリーム付いてるぞ?」
「え?あ、ほんとだ」
見てみると、右手の人指し指の先に僅かにクリームが付いていた。
カガリがティッシュで拭こうとすると、アスランがスッとそれを阻止した。
「?なんだよアスラン、拭けないだろ」
アスランは普通に微笑んだ。(多分)
「俺がとってあげる」
―ペロッ―
「なっ!!?おっ、お前何して…ッ!!//」
クリームの付いた指を、アスランがペロッと舐めた。それだけでクリームはちゃんと取れたのだが、指を離すどころかそのまま口に含んだ。