□浴槽
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「・・・っ」
「何です?貴方から一緒に、と言い出したのですよ」
少しの声でもその部屋は逃がさなかった
そうそこに残る音は雫の滴る音と事情の声
「っでも・・・」
言い訳でさえもいやらしく聞こえる
「誘っておきながら…全くずるい人だ貴方は…」
耳元でこっそっと
(じらすのがお上手で…‥)
とかすれた声がクスクスと笑う
朝方の浴槽は
邑輝の体をさらに白く美しく見せた
都筑は不意に邑輝の頭を包んだ
「・・・・何のつもりです?都筑さん」
都筑を見上げる邑輝に
「・・・綺麗だなって、」
「ソレは最高のくどき文句を・・・」
邑輝はじゃれ付く様に顔を都筑の胸にこすり付ける
「ちょっとっ!!・・・やっ」
「いいですか?ココ」
邑輝は都筑の胸の突起を甘噛みしながら腹部に手を伸ばした

触られるのを意識した都筑の体は敏感で
自信に触れられるだけでビクついてしまう
「・・・っと。浴槽を汚すつもりですか?」
「・・・・んぅっ・・・」
邑輝は都筑を握ったまま秘部に指を入れた
「っあ・・・はぁ・・・」
無意識のうちに邑輝の指をきつく締めてねだる
「足りませんか・・・でもコレじゃ私は入れませんよ・・・・」
指を一本から徐々に増やしていく
「やっ・・・もう・・・・む・・・り」
焦らされた都筑の瞳は綺麗な雫を流す
「言ってください・・・・求めて・・・・」
「お・・・・お願い・・・・邑っき・・・・あ・・・」
乱れ狂う彼の姿が水滴を光らせる・・・・
「・・・・貴方の方が美しいですよ・・・・」
邑輝は都筑にいっきに入った
「あぁっはぁ・・・・っぅ」
「あれだけ解したのに・・・貴方って人は・・・・・っ」
邑輝が都筑を握ったまま、ゆっくりと動く
「・・・いっ・・・・お湯っ・・・がぁ・・・」
都筑の中にお湯が入って行くのを邑輝も感じる事が出来る

「ソレもまた・・・イイ・・・でしょう?」
快感を求め次第にペースが速まる
「っつ・・・き・・・サン」
「やっ・・・・放しっ・・・て・・・はぅっ・・あっ」
「一緒に・・・」
邑輝はそう言って都筑の唇を舐めキスを求める
都筑は素直に舌を絡め荒いキスをする
「ふ・・・ぁ・・・あぅっ・・あ・・・ぃいっ・・・もぅ」
「でます・・・・よ・・・・っあ」


「・・・・汚しちゃったじゃないかー!!!」
「いいですよ。別に・・・」
「お前が汚すなって言ったからっ」
「誰もそんな事言ってませんよ」
っと撃沈された
動けない都筑を邑輝は抱っこし、ベッドに寝かせた
「もう・・・・」
ふくれた都筑の頬に軽くキスをして
「・・・・・私はまだいけますけど」
「ぶっえぇ!!?」
・・・・・・都筑は邑輝を見つめ絶句して続きが無い事を祈り眠りに付いた

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