DISSIDIA
□秩序一家の朝
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「とりあえずウォルは寝かせてあげようよ、まだ眠いだろうし。」
「問題は後の三人だな。セシルはともかくバッツとティーダは手強いぜ?」
「最強はスコールだったけどね。」
ニッコリと笑い合うと二人はなぜか武器を手に部屋へ入っていった。
「セシル〜〜、起きろ〜〜!!」
「もう朝だよ!!」
「う〜〜ん………、もう朝かい?」
「うん!僕とジタンが美味しい朝ご飯作ったからさ、一緒に食べようよ!!」
「本当かい?それは起きなきゃいけないや。」
先程まで寝ていたのが嘘のように目をぱっちり開けて起きたセシルは、嬉しそうに二人を見た。
「庭にいる三人にも声かけていくから、安心して強者二人を起こしに行ってよ。」
そう二人に笑いかけると、二人は全速力で強者達の部屋へ走って行った。
「そういえば、なぜか朝起きるとバッツとティーダがいつもボロボロなんだよね………。なんでだろ。」
ふと浮かんだ疑問を口にしながら、セシルは階段を下った。
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