DISSIDIA

□みんなでデパートへゴー
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バッツとティーダの部屋崩壊事件の後、その音のせいで飛び起きたウォーリアを加え、全員で朝食を食べていた。



「我等がコスモス、そしてそれを作ったたまねぎ、ジタン。買い物に行ったセシル、狩ってきたクラウドに感謝し、そして「長いっスよウォルゥゥゥいただきま〜す」

「「「いただきま〜す」」」

「………………いただきます(泣)」



ウォーリアの食べる前の感謝の言葉が長すぎて、秩序一家で一番の大食いであるティーダは待ちきれず、彼は最後まで言えなかった。(笑)

ウォーリアは気を取りなおし、朝食に手をつけている仲間達を見た。



「皆、今日の予定を言うぞ。朝食を食べ終わったら全員で買い物に行くからな。」

「ん?なんでっスか??」



もごもごとパンを口にくわえたままティーダが問う。



「いや、日用雑貨が余りにも少ないと思ってな。」

「そういえば、トイレットペーパーが無さすぎるね。」

「僕達が着てたエプロンもなぜかフリフリエプロンだったし。」

「確かに。」

「昨日シャンプーが切れてて洗えなかったぜ。」

「リンスも無くて困ったわ。」

「なぜか包丁の刃こぼれが凄かった……(汗)」

「あ、それ俺のせいっス。」

「何に使うんだ…………。」

「洗剤も少ないな。」



トイレットペーパーが無くてティッシュペーパーを使ったセシル、エプロンのフリフリが恥ずかしかったらしいルーネスとジタン。髪を洗い損ねたバッツとリンスを使えなかったティナ、ティーダのせいで包丁が使い物にならなかったフリオニールとそれをツッコむスコール、風呂掃除に当たっていたクラウドと、口々に問題を言う。いつも寝ているウォーリアが真っ先に気づいたのが謎である。



「車が二台あるから五人づつに分けて乗るぞ。四人乗りだから誰かがたまねぎとジタンを膝に乗せてやってほしい。」

「「ガキ扱いするなぁぁ」」



ギャアギャアと文句を言う子供を無視し、ウォーリアは二つのチームに分けていく。



「まず、車を運転できる者はいるか?実は私はこの前初めて車というものを知ったのでな。」



生まれたての光の戦士は何も知らなかった。



「だったら、俺がいこう。」

「へぇ〜、スコール車運転できるッスか。」



前の世界で車の免許を取っていたスコールは、まさに適任である。



「なら、もう一台は俺だな。」



もう一人はいつもバイクを乗りとばしているクラウドだった。



「決まりだな、後のメンバーはまず、スコールのほうにたまねぎ、ティナ、ティーダ、私だ。」



ついでに言うと、ウォーリアはこんな感じで分けたいのである。

保護者 ウォーリア、フリオニール

ほんわか セシル、ティナ

子供 ルーネス、ジタン

運転手 クラウド、スコール

手がかかる バッツ、ティーダ



「つまり、クラウドのほうにジタン、セシル、バッツに俺ということだな。」

「頼むぞフリオニール。」

「ああ、任せてくれよ。」



だが保護者達は予想もしなかった。まさかあんな危険なドライブになるとは――――。




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