僕記憶
□一輪ノ蘭ノ幻
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―ボンゴレ基地。
―バタンッ!!
基地内でいきなり物が倒れたような音が響いた。
…いや、倒れたのだ。
「―…クローム?!」
周りの目線がある一人の少女に向かい、とどめきわたっていた。
茶髪の少年が彼女に近寄るが、苦しさに顔を歪めたまま目をつむっていた。
その時、少女は荒い息づきで弱々しく言ったのだ。
「――骸…様…」
その瞬間…―彼女の腹はしぼんでいった。
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