僕記憶

□一心同体
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途切れた言葉。

その先は…聞きたくもない。


「―…なんなんだッ」

今まで寝そべっていた白いベッドに拳を打つ。

いつも同じ夢を見て、うなされる日々。


過去と、想定される未来を交互に廻り続ける。

しかし、何一つ変わりはしない。

未来は定められているから。


一人の男に。


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