僕記憶
□夢結晶
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―ヴヴヴヴヴヴ…
純白の世界がひろがる。
先に進んでも進んでないかのように、
時が止まっているかのように、
何も変わらない。
そんな―雪景色。
身を風景と同色の冷たいものが凍えさせる。
そして視界を曇らし先を捲らす。
左右に手をかきながら進もうとするが…。
すると、ぴたりと動きが止まった。
―此処は、一体何処なのか。
突然浮かび出した疑問に、
僕の心は独り、
不安な想に溺れていった。
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