僕記憶

□恋歌 -狂舞ノ後-
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その時レオナルドは今何が起こっているか把握出来なかった。

なぜ目の前にこんな偉大な方がいるのかと…。

なぜ白蘭様の部屋にいるのかと…。

しかもなぜ来客用のソファーに…。

そしてソコで眠ってしまっていたのかと…。


―眠っていた?


即座に立ち上がった…!


「しっ…失礼しましたッ!」

「?」

「こんな所で寝むってしまっていたなど!」

レオナルドは冷や汗をかいていた。


でも本当に…なぜ白蘭様の所で…。

―思い出せない。
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