僕記憶

□雪だるまが崩れていく際に -咲いてゆく華-
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―――…

あれから二ヶ月後。



やることのない僕はテレビを眺めていた。

チャンネルを持ち、暇が潰せるような番組を捜していた。


するとある番組が目にはいった。


『明日からはこの気温も遠ざかり、だんだんと暖かくなってゆく模様です。』


「…やった!!」

目が見開いた。

嬉しさが込み上げり、今日は早く寝よう、と浮足立って部屋へと向かった。


そんな時に、姉さんの部屋から話声が聞こえたんだ。


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