僕記憶

□秘蜜
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慌ただしく廊下を走る足音が早朝からした。

この軽やかな足音は雪村だろう。

今日は雪村がいつも以上に騒がしく動き回っている。


こういう日はいつも誰かが何かをやらかした証拠。

なんだか気になり襖を開けてみた。


するとちょうど横を通り過ぎようとしていた時だった。

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