愛文

□想い
1ページ/1ページ


その日任務が休みだった俺は、草むらに寝転がり空を見ていた

ぼんやりと雲を見つめていると、不意に強い風が吹いて、俺は嫌でもアイツを思い出す

「……めんどくせぇ……」

起きているからアイツの事ばかり考えるんだと思った俺は、寝てしまおうと目を閉じた

すると瞼の裏でアイツが笑う

俺はそれだけアイツが好きなのだとため息が零れた

でもこんな風に思う女々しい自分も嫌じゃねーからタチが悪ぃ

「……テマリ……」

無意識に口から出たアイツの名前に、末期だなと自嘲した


実際には側にいねぇし、会いたくてもすぐに会えるわけでもねぇ。
でも、夢でもし会えたらなんて柄でもねぇのに思う

瞼の裏のアイツに…



*END*
シカテマ初書き。
あたしの文はこの程度です。


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ