愛文
□想い
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その日任務が休みだった俺は、草むらに寝転がり空を見ていた
ぼんやりと雲を見つめていると、不意に強い風が吹いて、俺は嫌でもアイツを思い出す
「……めんどくせぇ……」
起きているからアイツの事ばかり考えるんだと思った俺は、寝てしまおうと目を閉じた
すると瞼の裏でアイツが笑う
俺はそれだけアイツが好きなのだとため息が零れた
でもこんな風に思う女々しい自分も嫌じゃねーからタチが悪ぃ
「……テマリ……」
無意識に口から出たアイツの名前に、末期だなと自嘲した
実際には側にいねぇし、会いたくてもすぐに会えるわけでもねぇ。
でも、夢でもし会えたらなんて柄でもねぇのに思う
瞼の裏のアイツに…
*END*
シカテマ初書き。
あたしの文はこの程度です。