罪花罰.
□ベース
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「ねぇ、蘭弾いてよ?てか演ろうよ?」
「…………」
またかなんて頭の片隅に呆れた俺がいる。
「血まみれで笑う桜ちゃん気持ち悪いもん。」
「否、だからそれは蘭も同じで蘭はそれ以上だろ?」
今後は桜ちゃんが呆れたように言う。
「だから演ろう?桔梗師匠だって誉めてくれてたじゃん?」
「桜ちゃん気持ち悪いから嫌だ。」
「Σ俺は気持ち悪くない!!」
嫌なんだよねぇ…
桜ちゃんの体にファンが触るの…
血を浴びられるのも…
「………浮気者。」
「はい!?蘭、もしかしてそれ嫉妬!?」
「ちげーよ!!呆れてんだよ!!」
桜ちゃんは俺のベースは誉めてくれてたけど、本当は貶して欲しいんだよなぁ…
(勿論桔梗様も一緒に……)
「相変わらず蘭は無口だよなぁ…俺的にはまた蘭の血が見たい気もするんだけど‥」「Σ!!?」
えっ……それって…桜ちゃん…
「…気持ち悪。」
「今度は[薔薇]って彫れば?蘭?」
「気持ち悪いって…桜ちゃん。」
加虐心ですか!?
まさか桜ちゃんもドSって事!?
「さっきから気持ち悪いばっかりだなぁ」
「事実だもん。」
「…俺は蘭が好きだけどなぁ……」
「尚更事実じゃん。」
「ひっでぇ」
ヘラヘラ笑いながら桜ちゃんは俺の手首を掴んだ。
次気付いた時には世界が変わってて、桜ちゃんと天井しか見えなかった。
「…え?桜ちゃん?」
「蘭って痛いの平気?」
「……むしろ‥好きだよ。」
「………やっぱり‥蘭ドMか?」
スッゴく意地悪そうな笑い方。
そういう桜ちゃんなら俺は好きかも…
「……そう、かな?」
「じゃぁ、手加減しません♪」
桜ちゃんの唇が首筋に触れた時、どうしようもなく愛おしく感じた……
「っ…!…ゥ、ッ‥」
「声だしなよ蘭。いつも桔梗師匠に虐められたらめっちゃ声出してんじゃん?」
「…っ、ん!‥ハズ、い‥」
桔梗様の時は[痛い事]だから恥ずかしくはないけど…[気持ちぃ事]で声出すのは感じてるって肯定で恥ずかしいじゃん。
でも桜ちゃんは結構上手で、声を抑えるのは必死だった。
「やっば……蘭可愛い‥涙目じゃん?」
「うぅっ…やめっ‥」
桜ちゃんの容赦ない愛撫は初体験の俺には刺激的過ぎて…溺れそうだった。
「蘭……ベース弾いてくれる?」
「ひっ、ン‥っ…はぁ?」
「答えてくれるまで出させてあげない。」
キ、キ、キ、キタ――――!!
まさかの桜ちゃんが焦らしプレイ!?
「そっ…それは……ひゃぁっ!」
「ほらほらほらほらほらほら…」
「まっ、早っ!で…出るっ!!」
桜ちゃんが手を止めてそれを強く握った。
「Σぎゃぁぁっ!!?」
「出させてあげないって。」
やっば…気持ちすぎだろコレ……
「あっ、そっか……」
桜ちゃんが首筋にまた唇を押し付け、耳までゆっくりと舐め上げる。
「ひぁっ、ンッ!」
「蘭は焦らされて嬉しいんか…♪」
そう言い終わると、桜ちゃんは一気に俺のを扱き始めた。
「だったら死ぬまでいかすよ?」
正直限界に近かった俺のは(しかも童貞ときた)すぐに桜ちゃんの手をベトベトにしてしまった。
勿論桜ちゃんの手が止まることはなかった。
「ま、あぁっ!!い、あぁぁっ!?!?」
「敏感チンポはどうよ、蘭?好きだろ?」
痛い方が好きです!!
けど、強い刺激が気持ちいい……
「やる?ベースやる?」
「う、あぁぁっ!んぁっ!?」
「…やるよね?蘭?」
「ひっ、あっ!んぁっ、ぁっ!」
「……蘭、もう聞こえてないか♪」
桜ちゃんの手が気持ちいい…
ヌルヌルするチンポが気持ちいい!
真っ白だからとにかく気持ちいい…
「…しゃぁないから尋問はまた今度か。」
桜ちゃんは好きだ。
でも桜ちゃんは気持ち悪い。
気が付いたらケツの穴は桜ちゃんの精液でベトベトだし、俺の体は俺と桜ちゃんの精液でベトベトだった。
桜ちゃんは気持ち悪い。
だけどその桜ちゃんを気持ちいいって感じたのは俺だ。
………あれっ???
「…てか桜ちゃん、ところで……
俺ら何の話してたっけ?」
「………蘭、お前もっかい犯すぞ?」
終われ。
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初めて書いたけどコイツら難しい…
お前ら難しいよ……桜ちゃん可愛いけどさぁ……
てか春枷は天然な気がする。