罪花罰.

□ベース
1ページ/1ページ


「ねぇ、蘭弾いてよ?てか演ろうよ?」
「…………」

またかなんて頭の片隅に呆れた俺がいる。

「血まみれで笑う桜ちゃん気持ち悪いもん。」
「否、だからそれは蘭も同じで蘭はそれ以上だろ?」

今後は桜ちゃんが呆れたように言う。

「だから演ろう?桔梗師匠だって誉めてくれてたじゃん?」
「桜ちゃん気持ち悪いから嫌だ。」
「Σ俺は気持ち悪くない!!」

嫌なんだよねぇ…
桜ちゃんの体にファンが触るの…
血を浴びられるのも…

「………浮気者。」
「はい!?蘭、もしかしてそれ嫉妬!?」
「ちげーよ!!呆れてんだよ!!」

桜ちゃんは俺のベースは誉めてくれてたけど、本当は貶して欲しいんだよなぁ…
(勿論桔梗様も一緒に……)

「相変わらず蘭は無口だよなぁ…俺的にはまた蘭の血が見たい気もするんだけど‥」「Σ!!?」

えっ……それって…桜ちゃん…

「…気持ち悪。」
「今度は[薔薇]って彫れば?蘭?」
「気持ち悪いって…桜ちゃん。」
加虐心ですか!?
まさか桜ちゃんもドSって事!?

「さっきから気持ち悪いばっかりだなぁ」
「事実だもん。」
「…俺は蘭が好きだけどなぁ……」
「尚更事実じゃん。」
「ひっでぇ」

ヘラヘラ笑いながら桜ちゃんは俺の手首を掴んだ。
次気付いた時には世界が変わってて、桜ちゃんと天井しか見えなかった。

「…え?桜ちゃん?」
「蘭って痛いの平気?」
「……むしろ‥好きだよ。」
「………やっぱり‥蘭ドMか?」

スッゴく意地悪そうな笑い方。
そういう桜ちゃんなら俺は好きかも…

「……そう、かな?」
「じゃぁ、手加減しません♪」

桜ちゃんの唇が首筋に触れた時、どうしようもなく愛おしく感じた……

「っ…!…ゥ、ッ‥」
「声だしなよ蘭。いつも桔梗師匠に虐められたらめっちゃ声出してんじゃん?」
「…っ、ん!‥ハズ、い‥」

桔梗様の時は[痛い事]だから恥ずかしくはないけど…[気持ちぃ事]で声出すのは感じてるって肯定で恥ずかしいじゃん。
でも桜ちゃんは結構上手で、声を抑えるのは必死だった。

「やっば……蘭可愛い‥涙目じゃん?」
「うぅっ…やめっ‥」

桜ちゃんの容赦ない愛撫は初体験の俺には刺激的過ぎて…溺れそうだった。

「蘭……ベース弾いてくれる?」
「ひっ、ン‥っ…はぁ?」
「答えてくれるまで出させてあげない。」

キ、キ、キ、キタ――――!!
まさかの桜ちゃんが焦らしプレイ!?

「そっ…それは……ひゃぁっ!」
「ほらほらほらほらほらほら…」
「まっ、早っ!で…出るっ!!」

桜ちゃんが手を止めてそれを強く握った。

「Σぎゃぁぁっ!!?」
「出させてあげないって。」

やっば…気持ちすぎだろコレ……

「あっ、そっか……」

桜ちゃんが首筋にまた唇を押し付け、耳までゆっくりと舐め上げる。

「ひぁっ、ンッ!」
「蘭は焦らされて嬉しいんか…♪」

そう言い終わると、桜ちゃんは一気に俺のを扱き始めた。

「だったら死ぬまでいかすよ?」

正直限界に近かった俺のは(しかも童貞ときた)すぐに桜ちゃんの手をベトベトにしてしまった。
勿論桜ちゃんの手が止まることはなかった。

「ま、あぁっ!!い、あぁぁっ!?!?」
「敏感チンポはどうよ、蘭?好きだろ?」

痛い方が好きです!!
けど、強い刺激が気持ちいい……

「やる?ベースやる?」
「う、あぁぁっ!んぁっ!?」
「…やるよね?蘭?」
「ひっ、あっ!んぁっ、ぁっ!」
「……蘭、もう聞こえてないか♪」

桜ちゃんの手が気持ちいい…
ヌルヌルするチンポが気持ちいい!
真っ白だからとにかく気持ちいい…

「…しゃぁないから尋問はまた今度か。」







桜ちゃんは好きだ。
でも桜ちゃんは気持ち悪い。
気が付いたらケツの穴は桜ちゃんの精液でベトベトだし、俺の体は俺と桜ちゃんの精液でベトベトだった。

桜ちゃんは気持ち悪い。
だけどその桜ちゃんを気持ちいいって感じたのは俺だ。

………あれっ???

「…てか桜ちゃん、ところで……

















   俺ら何の話してたっけ?」

「………蘭、お前もっかい犯すぞ?」


終われ。
――――――――――――
初めて書いたけどコイツら難しい…
お前ら難しいよ……桜ちゃん可愛いけどさぁ……

てか春枷は天然な気がする。

 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ