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□I don't know...
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土方side+++


俺のマヨが消えた。

多分・・・ってか絶対総悟だ。

なのにあいつ俺のこと変態呼ばわりした挙句「腹立つ」だの「キライ」だの言って部屋から追い出しやがった。

普通なら速攻でマヨ買いに町に出るが、あのマヨは買ったばかりでまだ封も切っちゃいねぇ・・・

ったくあいつはろくな悪戯しか仕掛けてこねぇから困るんだよ・・・

顔だけ見りゃ何処の女にもまけねぇくらいの可愛さなんだが・・・・・って何言ってんだ俺は・・・・・・・・・


そんなことを考えながら廊下を歩いていると山崎に会った。

「おぃ山崎ぃ。俺のマヨ見なかったか?」

知らないだろうとは思うが一応聞いてみる。

すると意外な答えが返ってきた。

「あぁ、それならさっき隊長が冷蔵庫に入れてましたよ。」

「・・・総悟が?」

信じられなくてもう一度聞き返す。

「えぇ。俺、何してんですか?って聞いてみたんですよ。そしたらなんか自分の気持ちがわかんねェんでさァ・・・とかってブツブツ言ってて・・・なんか様子が変でしたよ?」

なんだそりゃ。明らかにおかしいだろ・・・

「んで、その後どうした・・・」

「それなんです!・・・問題はその後なんですよ・・・」

も、問題???
山崎が真面目な顔をするもんだから、俺はゴクリと生唾を飲み込んだ。


―――


山崎の話を聞いた俺は、一人頭を悩ませていた。

総悟がおかしい・・・

いや、昔から意味のない(?)悪戯ばかり仕掛けてくる妙なやつだとは思っていたが、今日の総悟はそれとは違うおかしさだ・・・

なんだあいつ・・・

俺を悩ませている原因である山崎の話はこんなものだった。


―――


「なんか沖田さん、部屋に帰る途中で目の前にあった柱に激突して、漸く立ち上がったと思ったら今度は何も無い所でこけるし・・・最後は部屋の障子に頭ぶつけて穴空けちゃうし・・・・・・」


「はぁ?ありえねぇだろ・・・・・・」


「いやいや。ほんとなんですよぉ。嘘だと思うなら沖田さんの部屋の障子を見てきて下さいよ。きっとポッカリ穴があいてますよ。」


―――


と言うわけだ・・・



「ほんとに穴あいてるし・・・」



総悟の部屋の障子には、山崎が言ったとおり穴があいていた。


「まったく考えが読めねぇ・・・・・・」


あいつの考えなんて、




俺は知らない・・・










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