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□主人公不在ヴィスキオ 夏編
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グ「 あっついー! 」
リ「 ちょっと待ってー。 今冷房つけたから 」
グ「 あーもー ムリ! マジムリ! 脱ぐ! 」
リ「 どーぞー。 今日女の子いないし大丈夫でしょ 」
グ「 そだっけ。 さちこもいねーのか 」
リ「 うん。 今日は休みだって。 にしても想像通り良いカラダしてんね〜。 刺青とか何処まで入ってんの? 」
グ「 んー? ケツまで入ってるよ〜 」
リ「 みたいみたーい! 」
グ「 だーめェー! 」
リ「 なんでー!? 」
グ「 とっといてよ。 お楽しみ 」
リ「 もう… その声反則! 」
がちゃっ
ケ「 いやー 参っちゃうねこの暑さ。 お客さんも来ないよこれじゃうはああッッ!? 」
リ「 ええっ。 何入って来て早々鼻血吹いてんの!? 」
ケ「 だだだだだってぐ、 グンジさん…! 」
グ「 エー?? 」
リ「 取り敢えず拭きなよ 」
ケ「 ご、 ごめん…。 あんまりに綺麗な腹筋してるからつい… 」
リ「 だからって両方の鼻から出血されてもね 」
グ「 ぶはっ! ヘタスケ変態! 」
ケ「 ええっ! そんな事無いよ! ね、 リン!? 」
リ「 俺にふらないで 」
がちゃっ
猛「 客来ねーから暫く待機してろってよー 何脱いでんだッッ! 」
リ「 これだけ暑いと外出る気にもならないだろーねー。 通販の方は繁盛してるけど〜 」
ケ「 本当だよね…。 はあ、 早く夏終わらないかなあ…。 あっ! でもまだアキラの汗採取してない! 2013年の夏だけ無いなんて悲し過ぎるよ! 」
グ「 ナニソレエー! 去年は去年はー?? 」
ケ「 勿論あるよ! アキラって汗かかない体質だから大変何だよねえ… 」
リ「 そこまで情熱注がれるとかえって格好良く見えるよ 」
ケ「 そうかな… 俺の特技にしようかと思うんだけど… あ、 猛さん 」
猛「 気付くのおせーな! 」
グ「 あおちゃんいつからいたの〜?? 」
猛「 結構前から居たっつーの! 泣くぞ 」
リ「 まあまあ。 で、 待機してろってー? 珍しくない? 何時も閉めちゃうのに 」
猛「 そーいやそーだな 」
ケ「 今日は美形のお客さんが多いからかな? 」
リ「 あー 納得 」
猛「 そんで待機中はコレ食ってろって。 アルビトロが 」
リ「 お、 アイスじゃーん! 」
グ「 マジィィーー!? やったァー! 」
ケ「 ダッツとゴディバだよ。 アルビトロさん太っ腹だなあ 」
リ「 しかも凄い種類あるじゃん。 ほんと変態部分がなければねー 」
猛「 すげえ同感 」
グ「 俺チョコーー! ヘタスケてめえ違ェのしろ! 」
ケ「 ええっ! じゃ、 じゃあ抹茶にしようかな… 」
リ「 おれ夏季限定のがいいー。 猛はー? 」
猛「 … ご 」
リ「 へ? 」
猛「 いちご… 」
グ「 ぶふっ! 」
猛「 な、 何笑ってんだよ! お前らまで! 」
リ「 ごめんごめん。 可愛くてさー ふふっ 」
ケ「 猛さんて凄い純粋だよね。 俺から言わせたら甘い果実だよ 」
猛「 甘い果実!? 」
グ「 あァーー あおちゃんアマソーだもん 」
猛「 甘くねー! 」
グ「 ナメていい? 」
猛「 やめっ、 バカ放せ! ぎゃ! 」
ケ「 あ、 アイスつけられてる 」
リ「 アイスプレイね〜。 この際ヴィスキオにもアイス売ったらどうかなー? 」
ケ「 それ良さそうだね! そんでもって余ったアイスをアキラにぶふうっ! 」
リ「 ちょっ、 鼻血飛ばさないでよッ 」
猛「 おま、 舐めるのやめろってば! 」
グ「 ふーん… 耳弱ェの 」
ケ「 やっぱりアキラの白い肌にはカシスとかチョコとか色の濃い方が良さそうだなあ… 」
リ「 アイスが溶けた時が一番いいんじゃない? 」
ケ「 うんうん! そこは俺の温度で溶かしちゃおうかな… 」
猛「 ちょ… 助けぎゃあっ 」
リ「 でも結構バニラの白さもエロくない? 」
ケ「 … うわあ… 悩むなあ。 確かに白い肌に溶けた白は素敵かもしれない… 」
リ「 んでもってベタついてるのが〜 」
ケ「 い、 いいね! よすぎるよ! 」
猛「 助けろってお前らああ! 」
終*