Novel

□鈴芽誕生日記念小説
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時は5/2……そう、GWの直前の事‥。

市内モチノキ中学校──────

「鈴芽ー!!ちょっと早いけど、誕生日おめでとう!!」
そう言いながら包装紙に包まれた誕生日プレゼントを差し出すクラスメイトのマリ子。
『ありがとうマリ子ちゃん!私の誕生日、覚えててくれたんだ〜!!』
プレゼントを受け取りながら笑顔で答える鈴芽。
「当たり前じゃない!!本当は当日の5日に渡したかったんだけど休みだし…6日に渡すか悩んだんだけど、早い方がいいかな?っと思って‥」
『ありがとう!大事にするね!!』
「うん!!」

────放課後─────
「ところで鈴芽、高嶺君からはプレゼントもらったの?」
『くれる訳ないじゃない…。第一私の誕生日なんて知らないよぅ……。』
「ふ〜ん………!!あっ、私ちょっと急用を思い出したから、先に帰ってて!」
『う、うんわかった。』
そういうと鈴芽は教室から出ていった。
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