Novel

□鈴芽誕生日記念小説
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そして5/5・・・・。
[AM 10:30] 水野家

『ん〜っ…今日もいい天気〜!!おかげですっかり寝過ごしちゃ…あれ?高嶺君・・・?』
鈴芽はあわてて着替えて外に出た。
「あっ、水野…おはよう。」
清麿が微笑みながら挨拶する。
なんだかいつもより少し顔が赤い気がする。
『お、おはよう、高嶺君!どこかにお出かけ?』
「ん、いや、ちょっと水野に用があって…。」
『私に?』
鈴芽は首をかしげ、自分を指さす。
「あぁ、今日誕生日だろ?だからプレゼントを渡しに…///」
少し頬を赤くしながら、小さい袋をポケットから取り出し、鈴芽に差し出す。
『え!?いい…の?///』
「あぁ、誕生日おめでとう、水野…//ってなんだか照れくさいな////」
『ありがとう///でも何で今日が私の誕生日だってわかったの?』
「それは…放課後に仲村が俺の所に来て、教えてくれたんだ。」
『マリ子ちゃんが!?』
「うん、誕生日だから、何かあげたら水野が喜ぶって言われてさ…。」
『ありがとう…マリ子ちゃんvv(小声で)』
「ん?何か言ったか?」
『ううん、何でもない!開けてもいいかな?』
「うん、気に入るかはわかんないけど…」
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