駄文
□I protect you
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アスランは久しぶりに全力疾走していた。
一刻も早くその場に行きたくて、他のことは何も考えられない。
はっきり言って仕事場にちゃんと挨拶をして出て来たかも覚えていない。
が、今のアスランにはそんなことはどうでもよかった。
やっと目的の場所に辿りつき、ドアを開ける。
「ラクスっ!!」
ドアを開けると同時に最愛の人の名を呼ぶ。
しかし、それと同時に中から非難の声が聞こえた。
「シー!ですわ!アスラン」
その声を聞くと同時に、異常に白い部屋の真ん中にある白いベッドの上に最愛の妻の姿を認めた。