パラレル駄文
□1.出会い
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秋が始まる10月。
後期の授業も始まり、学園祭などの行事も控えたこの時期、アスラン達は大学生活にもだいぶ慣れ、クラブも立ち上げ、まさにこれから充実したキャンパスライフを楽しもうという時期だった。
アスランは部室で作りかけのプログラムに取り組んでいた。
もう少しで完成なのにどうしてもうまく行かない。
それだけで少しずつイライラが募ってきていたのに、そこへ更にアスランをイライラさせる原因となる人物がやって来た。しかも二人も。
「だからキラは考えなさすぎなんだよ」
「でもカガリだってあの時賛成したじゃないか」
「じゃあおまえが教授に目をつけられたのはわたしのせいだって言うのか!?」
「だって元をただせばカガリのせいじゃないか!」