パラレル駄文

□4.スタート地点
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「はぁ…」
アスランは本日、何度目かの溜め息をついた。
もう何度目か数えるのも諦めた。
その溜め息の原因と言うのはラクスにされている誤解である。

『アスランのような恋人がいらっしゃるカガリさんがうらやましいですわ』

あれからアスランは何度もラクスの誤解をとこうとするのだが、キラがさりげなく聞耳をたてていたり、カガリが一緒にいたりしてラクスと二人だけで会話する機会を得ることが出来なかった。
そんな感じで数日が過ぎ、その間アスランは一日に数えきれないほどの溜め息をつく毎日を送っているのである。
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