駄文

□老夫婦
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その様子をリビングのテーブルに置き去りにされたまま見ていた双子ふたり。
「なんか老夫婦みたいだな…」
「確かに…」
ラクスがそれを聞いてくすくすと笑いながら、新たにいれた紅茶のポットを手にテーブルへと座る。
「そんなことありませんわ」
「でもアレとあちらだけで会話が成り立つ新婚はそういないぞ」
そう言いながらカガリは本気で関心しているようだ。
キラも横で「うんうん」と頷いている。
「でもわたしはアスランの探し物を理解できていませんのよ?」
ラクスはにこやかにそう言い放った。
「「ええっ!?」」
二人の声がリビングに響く。
「でもさっき『アレはあちらに』って言ってたよね!?」
本気で不思議そうなキラとカガリ。
「ええ。あの状況では本人に思い出して頂くのが一番だと思いまして」
「「……」」
驚く二人を前にしながらもラクスはあくまでにこやかだ。
「…やっぱり老夫婦だな…」
「…そうだね…アスランを完璧に扱いこなしてるよ…」


あとがき
駄分ですみません…
でもこのアスランとラクスは母とわたしの実体験だったりします
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