パラレル駄文

□4.スタート地点
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「悩みごと?アスラン」
気分が沈んでいるアスランとは対照的に明るい声でそう話しかけて来たのはキラだ。
授業が始まる前、またボーと考えこんでいたアスランは隣にキラが座ったことにきづかなかったらしい。
「ラクスがらみ?」
「!!」
『図星かぁ』とにやりと笑うキラ。
「その分じゃ、自分の気持ちに気付いたみたいだね」
「おかげさまで」
ムスッとした顔でアスランはそう言った。
そんなアスランの態度を気にもとめない様子でキラが口を開く。
「しかも問題あり?例えば…」
しばらく顎に手をやって考えこむフリをしてから再びキラは口を開いた。

「カガリと恋人同士だと思われてるとか」

「!!!」
思わず机から教科書などを落としてしまったアスラン。
「なっ、何で」「知ってるのか?」
相変わらずキラはアスランの反応を楽しそうに見ている。
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