パラレル駄文

□6.波乱の予感(前編)
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「アスラン、話って何だった?」
部室に入った途端、キラがアスランに声をかけた。
部室にはカガリとラクスもいる。
「それが…」
アスランは三人にザフト学園のコンピュータクラブの部員が学園祭の手伝いに来ることを話した。

「ええっ」とキラは純粋に驚き、「はあ?何で?」とカガリはあからさまに嫌そうだ。
ラクスはたいして驚いていない様子で「まあ」と言っている。

「それでアスランは何て返事したんだよ?」
『もちろん断って来たよな?』とでも言いたそうな声でカガリが言った。
「むこうの顧問が直々に来たから断れない、なんて言われたら『はい』としか言いようがないだろう?」
「…」
「まあいいじゃん、カガリ。向こうはあくまで手伝いに来てくれるだけなんだからさ」
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