パラレル駄文

□6.波乱の予感(後編)
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二人のそんな様子にアスランはできるかぎり無関心を装ったが、内心は複雑で、いろんな考えがグルグルと渦巻いていた。
もはやキラとカガリの嬉々とした雑談もアスランの耳には聞こえていなかった。
(まさかラクスの恋人ってことは…)
そんな考えがアスランの頭かの中に浮かびはじめてしばらくたったころ、ラクスとイザークが部室に戻ってきた。
もちろんアスランは平静を装って動揺を悟られないようにした。

「ただいま戻りました」
「おかえりなさい、ラクス。無事案内はできましたか?」
ラクスとそんな他愛もないことを話しながら、アスランは自分を見るイザークの視線に気付いた。
(??何なんだ?)
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