天宇受売命−ウズメ−


 芸能の神で神坐(かみくら)の舞手。肩まで伸びた黒髪を頭の高い位置に結んでいて、神がかりをすると降ろした神によって髪の色が変化する。瞳は明るいすみれ色で大きく、まつげが長くてはっきりとした二重のため、ぱっと見はかわいらしい少女。成長期が来ていないため体つきも細く、手足がすらっと伸びている。声変わりも始まっていない。舞を始めると顔つきが変わり、眼光が鋭くなるためうっかり見据えられると大の男でもびびるほどで、そのため天照大神から「面負けしない顔」と言われている。(たぶん本人、嬉しくない)

 くせのある大人たちに囲まれているため、割と常識人。落ち着きがなくじっとしていられないのでよく廊下を走って月読尊に注意されているが、治る気配は一向にない。鏡を通して人間の観察をするのが趣味。


※本当の神話では女神で「天鈿女」とも表記される



[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ