月読尊-ツクヨミ-


 三貴子のひとり。天照大神と対をなす双子の弟で月の化身。イザナキが黄泉国から帰還した際、右目を洗い流したときに成り出でた。美しい漆黒の長い髪をたいていひとつに結っており、吸い込まれそうなほど深い藍色の瞳をもつ。すっとした切れ長の目で、目尻はややつり上がっている。左目の際にきらきら光る小さな飾りをつけている。日中あまり外出をしないためか肌が白く、中性的な顔つきはどちらかといえば血の繋がらない母、イザナミ似。

 普段はとても穏やかで滅多に怒らないが、キレると怖い。若干二重人格気味。また、夜を統べる神のため、常に徹夜。ゆえに常に寝不足。

 衣服にあまり興味はないが、人前に出るときは紫の衣を身につけ、金の太刀を佩くことが多い。

※月弓尊、月余美命、月夜見命とも
出雲風土記では豆久都美命(つくつみ)と呼ばれている



[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ