とりあえず休憩

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【第1Q 黒子はボクです】



今日は高校の入学式で俺は少しワクワクしながら学校に向かっていた、

はずだけど‥

「ここ、何処?」


迷子ってマジか自分

まあ、ずっと暇してたのに
高校見に行かなかったのが悪かったんだろ


でもその高校、
家から1番近かいところだったはずなんだが‥


私立誠凛高等学校

一体どこにあるんだか、


「はぁ−」
もぅ、何度目か分からない溜め息を吐く


「どうかしましたか?」



声をかけかれ振り向けば
顔は見えないが若い警察官がいた


「実は誠凛高校に行きたいのですが、迷ってしまって。」


「誠凛高校だったら、あそこの角を曲がって真っ直ぐ行けばすぐですよ」


「有難うございます!」



頭を下げてもう一度警察官の顔を見る


「あれ、お前!?」

「お前じゃなくて春だからね」


ニヤニヤと笑う兄貴

何が、何が悲しくて…

「お前のコスプレなんか見なきゃならんのだ!」


「コスプレじゃなくてこれ制服だから」



「は?」


「俺、神様だけどこっちでは神様なんだよ」


得意気に言うコイツに少し腹立って肩を殴る

「痛って!
加減しろこの馬鹿力!」

「そんな強く殴ってねーよ」


泣き真似をする兄貴にいい加減面倒くさくなり俺は学校へと向かった


っていうかあの馬鹿と絡んでたら時間ヤバくなったじゃねーか





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