☆日一小説2☆

□§弾ける甘い蜜
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暗い、部屋の中。
みんなが寝静まった夜にするこの行為は、一護にとってもどかしい時間。
快楽に頬を紅く染め、足を広げて疼く箇所を探すように何度も握っては突く、



「ハァ、やっ…ふぅ、んッ…」


秘所で暴れる玩具が一護をどんどん追い上げていく。独り遊びを覚えてしまった犬は、快楽に従順だ。
誰が見ている訳でも無い。それでも何処か興奮してしまい、行為は終わることはなく激しさを増すばかり。



(冬獅郎…冬獅郎ぉ!!!!)



切なげにそう心の中で呟きながら天井に向かって反り立つ雄の先端を爪で引っ掻く。




「んもぅ…無理ぃ……!」



ドクン、と波立つ感覚が襲うのと同時に雄から熱い白濁が勢いよく白い肌に飛び散る。
それを肌に馴染ませるように指で弄る。


「あっ…」


胸の尖りに一瞬触れただけで感じてしまう。
厭らしい身体だと言われることが羞恥から快楽の言葉に変わったのはいつだっただろう。




「独りでシて楽しいか?一護。」




途端に聞こえてくる声に、また身体の疹がズクリ、と熱くなる。待ち望んでいた人が目の前にいることが嬉しくて堪らないのか、
はたまた痴態を曝していることに羞恥しているのか。
一護はまるで夢でも見ているかのように呆然と見詰めた。




「冬、獅郎…?」


「こんなに濡らして、イヤラシイ奴…」


「ごめん、なさいっ…。」


「…謝れなんて言ってねぇだろ?それよりココ、寂しそうだぜ?」


「ひッ、」



イッたばかりの雄を握られれば、先端からまた欲が溢れだす。それに堪らなく腰を妖艶に揺らす姿は卑怯に映り、冬獅郎の理性を崩壊へと導く。



「穴にバイブ突っ込んで悦んでんなんて、淫乱だよなぁ、一護。」


「ひゃ、あっ…言う、な…ぁ」


「また出てきてるぜ?」



クチュ、クチュと厭らしい音と精液独特の匂いが部屋中に充満する。いつまでたっても前ばかりを弄る冬獅郎にもどかしくなったのか、一護自ら猛ったモノを冬獅郎の太股に擦り付けた。



「もっ…がま、んで、きないッ…」


「…だから?俺にどうしてほしいんだよ。」


「あッ…」


「ほら、自分で言ってみろよ」













でなきゃ、いつまでたってもこのままだぜ?




耳元でそう吐息混じりに呟けば、ビクッ、と身体を強張らせる。欲に渦巻いた冬獅郎の瞳に一護が気づくと、音をたてて理性の壁が崩れ落ちた。




「俺のナカにッ…冬獅郎の挿れて、メチャクチャに溶かしてっ…。」


「…たくっ、何処でそんな誘い方を覚えてきたんだ?」


「いぃ、からぁ…!!冬獅郎のでッ、俺のナカ、犯して…ひゃあああ!!!」
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