☆日一小説☆

□雨粒のコトバ
2ページ/4ページ






『俺……雨嫌いなんだ。』



突然一護が言ったことに、驚きはしたもののすぐに日番谷は




『…一護』


『ん…?』





筆を止めずに日番谷は言う




『雨の後の夜空は綺麗な星が出る…』




そこで筆を止め、一護にフワリと微笑んだ。



『それを考えると雨も好きになれるぜ?』


驚きで眼を見開く一護。だがみるみるうちに頬が赤く染まる。




『ズリィ…反則だこんなの…///』


『?、何か言ったか一護…。』


『否……でも、』


『?…』


『その通りかもな…』






  雨の音だけが優しく響いた…
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ