☆日一小説☆
□雨粒のコトバ
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『俺……雨嫌いなんだ。』
突然一護が言ったことに、驚きはしたもののすぐに日番谷は
『…一護』
『ん…?』
筆を止めずに日番谷は言う
『雨の後の夜空は綺麗な星が出る…』
そこで筆を止め、一護にフワリと微笑んだ。
『それを考えると雨も好きになれるぜ?』
驚きで眼を見開く一護。だがみるみるうちに頬が赤く染まる。
『ズリィ…反則だこんなの…///』
『?、何か言ったか一護…。』
『否……でも、』
『?…』
『その通りかもな…』
雨の音だけが優しく響いた…