10000打記念小説

□アイリ様へ
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※色々捏造しまくってます!!
※イナ/ズマ4とは関係ありません!







数年前、世界中が注目した少年がいた。
少年の名は円堂守。彼はイナズマジャパンのキャプテンであり守護神。そしてその愛くるしい容姿は見る者を魅了し、誰もが彼の虜になった。チームメイトは勿論のこと、海外チームからも愛されていた。いや、全世界の人間に愛されていた。

それは成長した今も例外ではなく彼をこよなく愛するファンは増える一方である。

そんな彼こと円堂守はある日サッカー選手を引退してしまった。世界は大いに悲しんだ。しかし円堂は「サッカーが嫌いになったからやめたんじゃない、世界の子供たちにもっとサッカーのことを知ってもらいたい、これからは監督としてサッカーに関わっていきたい」と言い放った。


そして円堂は世界中を飛び回る生活を送っていた。監督の要請があればその国へ飛んでいくという肉体的に大変な仕事だが、それが務まるのは円堂守だからである。

そんな円堂の元にある日電話が掛ってきた。


「はい!もしもし?」

「エンドウ、マモルさんですか?」

「そうですけど…どちら様ですか?」

円堂は20歳を過ぎてはいるのだが、未だに幼い顔立ち、成人男性にしては少しばかり高い声なのでよく高校生に間違われる、ひどい時は中学三年生である。
行動もまだ少し幼い面があり、そこが彼を愛する人たちにとってはツボなのだが…(当の本人は知らない)

「もうすぐFFIが開催されるのはご存じですよね?実は私はあるチームの監督なのですが、少々事情がありまして、監督出来ないのです。そこであなたに、世界最強のGKと謳われ、監督としての才能も確かな貴方に私のチームを託したいのです」

「!…わかりました、後日そちらに伺います」

「ありがとうございます」


「そっかぁ…もうそんな時期なのか…懐かしいな、みんな元気にしてるかな?」

受話器の傍にはかつて自分が活躍したFFI優勝時の写真が飾ってあった。

「あ、そういえば明後日フィディオ達に会うんだっけ」

うっかりやなところも変わらない円堂だった。

「えーっと、確か日本で会うんだったよな?パスポートパスポートっと!」
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