小説
□ヤミ編
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リト「さてとこれで全部かな」
リトは美柑に頼まれた物を全部買い終えた。
リト(なら帰るか…ん、あれは…)
リトの目線の先には金髪のロングヘアーの女の子がいる。
リト「おーい、ヤミ!」
その声に女の子は振り向いた。
ヤミ「結城リト…何の用ですか?」
リト「なにしてるのかなって思って」
ヤミ「暇なので美柑に会いに行こうと思って」
リト「そうか。美柑喜ぶだろうな」
ヤミ「あなたは何をしているのですか?」
リト「美柑に買い物頼まれてな」
リトがレジ袋をヤミに見せようとした。すると…
ドン!!
後ろから来たバイクに乗った二人組にスーパーのレジ袋をひったくられた。
リト「やべー!あの中財布も入ってるのに・・・」
ヤミ「結城リト…あなた本当に鈍いですね」
リト「追いかけねーと」
リトが走って追いかけようとすると
ヤミ「私が先に捕まえておきます。後から来て下さい」
ヤミはそう言ってバイクを追った。