ぐちゃぐちゃ
□あいらぶゆー
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どうも最近俺はおかしい。
ナツはそんなことを考えながらギルドで悶々としていた。
ルーシィと俺はつい先日いわゆる恋人になった。
ルーシィがずっと好きだったからすごく嬉しかったし、今だってうれしいし、もっと近くにいたい、のに。
最初からおかしい理由は分かってる。これはやきもちってやつだ。ルーシィのことで妬けるのは仕方がないけど(それだけ好きってことだかんな!)、相手がグレイとかロキっていうのがなんだか腹立たしい。ロキはルーシィの星霊だからまた仕方がないことだけど、うーん、やっぱ腹立つ。ロキぶっ飛ばしてー。
ていうかグレイ。グレイなんなんだよそんなに触るな馬鹿野郎。頭撫でてるだけだけど!ルーシィに触っていいのは俺だけ!なんか知らん間にハッピーまでここからいなくなってルーシィのとこ行ってるし、あー、エルザやミラさんまで。何、ルーシィってもてんの?なんか駄目。あーもう無理がまんできないっつーの!
「ルーシィ」
「あ、ナツ!」
俺が呼ぶとルーシィはいつものニカッとした笑いを向けてくれた。なんかキャラじゃないけど、本当、可愛い。
「どうしたの?お腹すいた?」
「うんすいた。あ、いや違くて、お前他のやつといすぎなんだよ!」
「ナツ?」
「なぁルーシィ。
…俺けっこー束縛するかも」
冷静に考えてみると、この発言ってなんかまじ恥ずかしいしきもいな。笑。
うん、なにしてんだ俺。根本はただルーシィと一緒にいたい、だけなのになー。
「…ふふっ!」
「な、なんだよ」
「みんなー、ナツ引っ掛かってくれたよー!」
「…は?」
何言ってんだこいつとか思ってクエスチョンマークを浮かべる。さっきルーシィと話してたメンバーがニヤニヤしながら寄ってきた。もうくんなばーか!
「あのねナツ、これ、みんなわざとなの」
「は?意味わかんねぇし…」
「だーかーら、ナツがやきもちやいてくれるかどうかのテスト!」
「は?え?じゃあ何、俺まんまとひっかかったわけかよ」
「うん。でもあたし嬉しかったよ!」
なんだよ、テスト、かよ。
そんなことしなくてもいいのにとも思うけどな。
それでもそんな笑顔は俺にだけでじゅーぶんとか考える俺は本当にルーシィが大好きなわけだし。
とりあえずグレイをぶっとばした。
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恋愛に敏感そうで違うようなナツを書いてみた。
けどこれはちょっとナツが大人すぎた
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