話
□制限時間10分
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【 制限時間 10分 】
今日は珍しく仕事をした。
しかも3人で朝から夕方までの大仕事だった。
頑張ったよ、銀さんは!
暴れる神楽を抑えての作業だったからいつもよりかなり疲れたけどな。
でも、ものっそい充実感!
なんと言っても懐の財布がそれを告げているのだから。
こんな感覚はほんとに久しぶりだなーなんて、
ぱっつぁんの前で言ったら半殺しだろう。
(いや確実に鋭い言葉は返ってくるはずだ)
体が鈍っていたのも手伝って、
なんだかすごくだるい。
ジャンプを読みつつソファで寝てしまおうか。
神楽はもうとっくに押入れの中。
新八は現在入浴中だ。
まだ風呂入ってねぇけど
明日の朝でもいいか…
と考えながらうとうととゆっくり夢の世界へ行きかけていると
「銀さん、お風呂空きましたよ!ちょっとォ寝ないでくださいよそんなトコで」
石鹸の良い香りと共に上からお叱りの言葉。
薄めを開いて確認してみると
やはり新八、が・・・・
・・ん?
「ほら早く起きてください」
「ちょ、っとちょっとぱっつぁんよ!なんで、ソレ・・・」
「え?あぁ、昨日寝巻き洗っちゃってたんで借りたんですけどいいですよね?」
「いや…まぁ、いいけど」
と言いつつ目を逸らす。
いやいや
だって、あんま見てたらやばいよコレ。
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