頂物
□鈍感だな…
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ロイドはクラトスが日々気になっていた。
そして、救いの塔でクラトスに裏切られてロイドはかなりのショックを受けた…
それからしばらくして旅の行く先々でクラトスと出会った…
「何でクラトスが同じ宿屋に居るんだよ!!」
「偶然だ…」
そして…
「クラトス、なんでテセアラ温泉に居るんだよ!!」
「これも偶然だ…。」
ロイドは旅の行く先々でクラトスと出会った。
ロイドはクラトスとちゃんと話がしたいなって思っていた…
そして、ロイドはフラノールの宿屋に泊まり外に出て雪を眺めているとクラトスがやって来た
「まさか…これも偶然とか言うんじゃないだろうな…」
「もちろん。偶然だ…雪を眺めたくて外を散歩してただけで…ロイドが居たので話しかけただけだ。ただそれだけの事だ…」
「そうか…。俺、クラトスに出会ってからずっとクラトスが気になっててさ…なんて言うのかな…この気持ち…」
ロイドは顔を赤くした
「私もお前が気になっていた」
クラトスはロイドに微笑んだ
「クラトス……」
そして…
「ロイド、私の息子ならもっと勉強しろ!!リフィルから話は聞いたぞ…お前は遊んでばかりで毎日バケツを持って授業中は居眠りばかりしているとか…私は、悲しいぞ…」
クラトスは一瞬だけ微笑み…そして、ロイドを睨みに説教をはじめた
「えっ!?いきなり叱るのかよ!!」
「当たり前だ!!お前を教育出来なかった分…今から私が教育してやる!!」
クラトスは雪の中ロイドに説教をはじめた
「クラトスは俺の事愛してないのかよ!?」
「お前の事は愛してるぞ。だから、これはお前への愛の鞭だ…。お前の将来を考えて…」
クラトスの愛の鞭は厳しいものだった…
ロイドはクラトスに散々説教された…
ロイドはクラトスに説教された瞬間…やはり本当のお父さんなんだなって思った。
ロイドの気持ちはクラトスへの一応届いたもののクラトスの愛は別のものとなってロイドの元へ返ってきた…(笑)
終