小説
□僕の気持ち+*
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(注意:パロです!本編あんま関係ナッシング!)
この想い。
こんな想いは‥いつからだろう…
僕の気持ち+*
季節は秋。
天気は晴れ。
空が高いと感じる季節になったな…と思いながら、僕は夕焼けで真っ赤に染まった空を、自宅のベッドに寝そべって眺めていた。
前からボーッとしてると言われていたけれど、最近は更にその頻度が増したような気がする。
考えることは、あの人のことばかり…
「…アスラン‥」
声に出して彼の名を呟いてみる。
自然とため息が漏れ出た。
昨日は…会えなかった。
今日は会えたけれど…それも少しの間だけ。
明日も明後日も、君は仕事。。。
「…どうしよう‥」
どうしよう。どうしよう。どうしよう‥
何で、たった数日会えないだけで‥こんなにも、どうしようもなく、寂しいのだろう。
会えない間、君のことばかり考えてしまうんだ…
「アスラン‥」
いくら名前を呼んでも、来れないことぐらい‥わかってる。
それでも‥僕は君に会いたいんだ‥
君に、触れ合っていたいんだよ……アスラン‥
これは、完全に僕の我が儘。
君に言ったところで、困った顔をするのは目に見えているから‥
だから、1人で‥心の中で言うしか無いのだけれど。
「いつから‥かなぁ…」
いつから、僕はこんなに女々しくなったんだろう。
いつから、こんなに…寂しさを感じるようになってしまったんだろう。
ねぇ、知ってる…?
君の前では強がってみせているけれど…本当は、こんなにも弱々しいんだ‥
知らなかっただろ?
誰かからメールが来る度に、一番に君の顔が浮かんでくるなんて‥
それぐらい、君の存在は僕の中では大きくなっているんだ。
会いたい。
会いたい。
会いたい。
「アスラン‥会いたいよ…」
小さく呟き、ふと気付くと…もう既に家の外は宵闇が支配していた。
秋の日はつるべ落とし
昔の人が言っていた言葉を思い出し、僕は身体を丸める。
少し、肌寒かった。
好きな人のことを考えると心が暖まるってよく言うけれど…
今僕が欲しいのは、アスラン‥君のぬくもりだけだよ…