痴漢日記〜学生編〜

□No.2新池 強
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〈6日目〉
土日を挟み、今日も、強は朝から旨そうに俺のペニスをしゃぶっている。
元々勉強熱心なヤツだ。
多少の知識を加えたのか、先週末よりは格段に技巧を凝らしている。

「…ん、ぁむ…おい…ひぃ……んく、んっ……はぁ、ふ…」

「イイ、ぞ。強…さぁ、踏んでやる。股を突き出すんだ」

革靴の先で、軽く強の股間をつつくと、強は嬉しそうに笑って腰を前に突き出してきた。

「お、お願い…します」

虐げられる悦びに目覚めた強は従順に腰を突き出し、今か今かと待ち侘びている。

「…ひぃぃんっ…痛っ…あぁ…あぁっ…イイ、で、出る……出し…出しても良い、ですか?」

「ダメだ」

「あぁ、そんなっ…お願いします…僕、もう…っ…んんっ……も、許して下さい…」

奴隷としての手本のように、命令に忠実に従い、必死に縋りつく様が何とも心地良い。

けれど、俺がここで簡単に望みを叶えてやるわけもない。

「昼休みに電話しておいで。それまでに一度もイってはダメだ」

俺は強を立たせると、胸ポケットに名刺を差し込み、殊更優しく、けれど有無を言わせぬ口調でそう告げた。
強が昼休みに入る頃を見計らい、俺は休憩に入った。
しかし、俺は休憩室ではなく、マネキンやポップ、パネルなどが保管されている資材置場へと向かった。

内側から鍵をしてしまえば、多少の音は漏れる事がない密室の出来上がりだ。

「少しばかり蒸し暑いのが難点だがな」

俺は背広を脱ぎ、ネクタイを緩めると携帯電話を手に取った。

バイブが震え、強の携帯ナンバーを知らせている。

きっと大いに期待して、電話をしているのだろう。

すぅ…と、大きく息を吸い込み、俺は通話ボタンを押した。


「…あの…もしもし……」

小さな声が聞こえてくる。

「強、どこから電話してるんだ?」

「あ、はい…えぇと…自習室です。昼休みは誰も使わない事にはなっているんですが、先生に鍵を借りて……」

さすが優等生。
教師の覚えも良いのだろう。
だが、鍵を貸した教師も、まさかこんな電話をする為に教室を使われるとは思っていないだろうが……。

「教室に鍵は?」

「……あっ、してません、あの…今すぐっ…」

「待て、強。鍵はしなくて良い。そのまま…そうだな、一番扉に近い席へ着くんだ」

慌てて立ち上がる強を止める。
戸惑いながらも、強は素直に指示に従う。

「座りました…それで…」

「ペニスを出すんだ。朝から勃起したままなんだろう?」

「そんな…もし見られたら……」

強の声音が怯える。

「見られたら、見せつけてやればいい。強のいやらしい勃起ペニスを。何なら扱いてもらうか、それとも踏んでもらうか?」

「あ……そん…なぁ……」

強の声音に艶が帯びる。

「想像して感じたのか…いやらしいヤツだな。ほら、入ってきたヤツに見せつけるように足を大きく開くんだ」

「あぁ…すみません……あひっ…出る…許して下さい、もう…出した…ぃ……」

さすがにもう限界か。

「しょうがないな…ほら、派手にぶちまけてみろ」

「あぁっ…はいっ…出ます…いっぱい、出しますぅっ…あぁっ、あぁんっ……出ま…あぁ、はああっっ!!」

ビュクビュクと放出する音が電話を通して聞こえてくる。

それからしばらく強のゼイゼイと荒い息が続いた。

「……龍、様ぁ…お尻が、僕のお尻…まだ……駄目、ですか?」

放っておかれっ放しの後孔が疼くのだろう。
強が控え目にねだってくる。
そうだな、そろそろ仕上げるか。

「明日、いつもの電車に乗っておいで」

それだけ言うと、俺は電話を切った。
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