痴漢日記〜学生編〜

□No.4椿 忍
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〈4日目・龍〉
「……だ…いち?」

ギョッと目を見開く忍が、咄嗟に足を引こうとする。
しかし、すぐ後ろは扉の為、大した動きにはならず、逆に、その微妙な動きは大地の股間を刺激する結果になった。

「…や…動いたら、擦れ……」

益々硬く押し付けられ、忍の顔が真っ赤に染まる。

どうやら満更でもないみたいだな。

その様子を見ながら、俺は大地から手を離し、風馬の真後ろへ移動した。

その頃には、風馬も俺の存在に気付いていた様で、尻に手が触れても、驚きの声を上げる事はなかった。

「感じさせてもらえ」

撫で回しながら囁くと、風馬は小さく頷いた。
真横から忍にぴったりと身体をくっつけ、揺れに合わせて左腿に股間を擦り付ける。

「…っ…風馬までっ…」

もうどうして良いか分からず、忍は立ちすくんでいるだけだ。
けれど、可愛い双子の痴態……その股間は膨らみを大きくしていた。

「…ぁっ…椿先生の…硬い…」

そっと風馬の腕を動かし、忍の股間に触れさせる。

囁き、教えるまでもなく、風馬はソコをいやらしく撫でていた。

「…だめ、だ…2人とも……離れ…はぁ…ん…」

「無理っ…あぁっ…忍ちゃ…ダメ…俺っ…イ…イくぅっ…」

「大地…出て…ぁん…だめぇ…僕も…ふぁっ…ぁん!」

『次は三山〜三山〜…』

忍の口から熱い息が漏れ、大地と風馬が果てた時、楽しい時間に終わりを告げるアナウンスが届く。

「…そ、れじゃ…後でなっ…」

扉が開くと同時に、逃げる様に駆け出していく忍を見送りながら、俺は2人と共にトイレへと向かった。

「…何で、ココに居るんだよ……」

後始末をしながら、大地が聞いてくる。

「お前たちだけでは、忍ちゃんを堕とすのなんて無理だろう?」

「だったら始めっからあんたがすりゃ良いじゃん…」

平然と答えてやると、不貞腐れたように、大地が呟く。

「馬鹿だな…それじゃ面白くないだろう?俺は生徒に誑かされた教師に付け込みたいんだよ」

「……っ…へ、変態っ…」

「ふっ…じゃあ、また明日な」

真っ赤になって毒づく大地と、終始黙ってその様子を見守っていた風馬を残し、俺はその場を後にしたのだった。
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