痴漢日記〜リーマン編〜
□No.2畑友伸
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〈1日目〉
今日は店が定休日の為、俺は午前中、惰眠を貪ったあと、午後から買い物をする為、電車に乗った。
今日は完全にオフ日と決め、座席に腰掛けうたた寝していると
「朝日、さん…?」
目の前から呼び掛けられた。
「えぇと…あぁ、友伸君か。何か用か?」
「今日、お休みですよね。ちょっと話があるんですけど…」
「構わないよ…うん、ちょうど良い、次で降りるか」
見慣れた雑居ビルが視界の脇に確認し、俺は友伸の手を取り電車を降りた。
「あの……どこに」
「ん?……聞かれたくない話なんだろう?」
カッと友伸の顔が朱に染まる。
そのまま黙ってしまった彼の手を引き、俺は使い慣れた雑居ビルの一室へと彼を案内した。
「何なんですか……ここ…っ…」
「所謂ラブホテル。中1じゃ知らなくてもしょうがない…か」
いかがわしい部屋の入口で友伸は固まってしまう。
俺はそんな彼を後ろから抱き込む。
「あの日、君は俺を睨んだ…あれは確かな敵意と羨望だった。つまり、君は…」
そっと彼の股間を撫で擦る。
友伸は一瞬肩を震わせたが、じっと俺の手を堪えていた。
「君は…こう、してやりたいんだろう?自分の父親に…こんな風に……直に触って…」
ジッパーを下げ、兆しを見せ始めた若く初々しいペニスを取り出すと、ゆっくりと扱いてやる。
「は……っ…んっ…僕は…あぁ…お父さ……やぁっ…出、るっ…」
「気持ち良いだろう?父親の、あの濡れた尻の中はもっとイイぞ…君はソコに突っ込みたいんだろう?だから、俺が憎くて、羨ましいんだ」
「あぁ…ぁんっ…僕、僕はぁ…あぁっ…お父さ、んっ…お父さんっ…触りたいっ…僕も、お父さんにぃっ…あぁっん…もぅ、あっ…あっ…お父さぁっ…ん」
父親を呼びながら、彼は達した。
そう…彼、友伸は俺があの日、父親に痴漢をしているのに気付いていた。
気付いていて、気付かないフリで父親の痴態を見ていたのだ。
「君からは…同じ匂いがしていた」
だからこそ、見送る俺は笑みが浮かんだのだ。
「ぁはあぁ…あぁぁ……はぁ…はぁっ……」
未だ荒く息を整える彼は、年齢も精歴もまだ幼いが、俺の興味を惹くには充分な存在だ。
「教えてやろうか…父親の悦ばせ方」
「はぁ…はぁ…はぁ……」
惚けた表情で見上げる様子には、やはり父親の面影がちらつく。
「君の父親が感じる悦び全てを教えてやろう。一週間後には、君は電車の中で父親を犯せる…どうだ?」
答えなど、初めから決まっていた筈だ。
友伸の瞳の奥に確かな欲情が灯っているのを、俺は知っているから、彼がそれを受け入れない訳がないと分かっていた。
けれど、あえて尋ねかけたのは、友伸自身に自覚させてやる為だ。
さぁ…頷け。
こちら側の悦びを教えてやろう。
「僕、は………」
「君は…?」
再び彼のペニスを扱き始める。
「ぁ…ん…僕、お父さんに……したい……犯したい…」
良い答えだ
褒めてやる代わりに俺は彼に二度目の快楽を与えてやった。