メルヘン☆タイム

□オマケの白雪
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「んっ…あぁ…やっぱ一流のが…気持ちイイ…」
自分の感じる所を触っている筈なのに、どうもしっくりこない。
「……早く帰れ…っの、バカっ…」
ここに居ない相手を罵りながら、雪は性器を強くこすった。
『雪っ!!悪い、遅くなった』
「んぁ?……一流?…ち、違っ…これ…は…」
突然響いた一流の声に雪は飛び起きた。
ワタワタと下半身を隠して扉の方を見る。
『あぁ?何言ってんだ?』
けれど、そこには誰も居なくて…
「……なんだ…まだ帰ってないんだ」
一流が魔力だけを飛ばしてきたんだと分かって、安堵と落胆が入り混じる。
『悪い…明日の昼には着くから』
「明日…ね、分かった…良いぜ、俺は独り寂しくオナってっからー…」
ちょっと投げやり気分で雪は再びベッドに寝転がった。
『オナ…って、お前っ…』
「他に誰も居ねぇんだからしょうがないじゃん」
自嘲気味に雪は笑う。
怒りをぶつけている最中なのに、声を聞いただけで性器が今にも達してしまいそうな程高ぶっていた。
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