メルヘン☆タイム

□オマケのシンデレラ
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「カイ。君が、好きだよ」
尖った唇にチュッと音をたてて口づけると、カイはちょっと驚いた後、はにかんだように笑った。
「ラウル…あの、俺も、好き…です」
そして、出逢った頃と変わらない初々しさでラウルに己の気持ちを打ち明ける。
「好き、です…けど、恥ずかしいのは二人きりの時だけで…良いです…」
ラウルの華奢な体に手を伸ばし、少し強引に引き寄せる。
それから、ラウルの手をとると、自らの後孔に触れさせた。
「出してください…ラウルので、満たしてください。恥ずかしい事…いっぱいして構いませんから…」
顔を真っ赤にして、僅かに声を震わせながら告げるカイが、相当の勇気を要している事をラウルは知っている。
「うん。良く言えたね…偉いよ、カイ」
だから、きちんと誉めてやる。
言葉と、そして体で。

「あっ…ひぁ…ぁん…震えて、ラウルっ…」
「カイが力むからだよ…僕の指が喰いちぎられそうなぐらい、締め付けてる…」
「あっ…ぁ…だって…んぁっ…だ、だめで…あぁっ…」
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