NOVEL
□★黒蜜★
1ページ/14ページ
――「…あっ。だめ…。だ…め…、コン…ラ……ド…。そ…ん…な…し…ら…」
激しく襲う快感に上手く舌がまわらない。
「どうして、ユーリ?…こんなに感じてるのに…」
そう言ってコンラッドは、俺自身を強く握る。
「あぁっ…んっ…」
突然与えられた強い刺激に、甘い喘ぎが零れる。「…いやぁっ。…あっ…だ…だめっ…」
「…嘘はだめですよ、ユーリ。…それとも、ここでやめますか?」
「…えっ?」
コンラッドは何を言っているのだろう?
今更やめたところで、それは…