†同人駄文†

□風邪…。
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「何だよ…。人の気も知らないで…。」
俺は茶々が出て来るまでの間に茶々の着替えを用意した。
茶々のお気に入りのパジャマを茶々の匂いがする部屋から下着と一緒に出してきた。
パジャマの上に着るガウンも一緒に。
茶々がきっとまだふてくされてると思ったから俺はわざと自分の部屋に身を引っ込めた。
「ユウ?…何処?」
茶々があがったらしい。
俺の名前を不安そうに呼んでいる。
「ユウ、自分の部屋に居るんかな?」
風呂から上がったら俺のお気に入りのパジャマとガウンが置いてあった。
そして、メモがあった。
『温まるように生姜湯作っといたから飲みな。髪ちゃんと乾かせよ。お休み、茶々。』
「ユウ、俺の身体一番に考えてくれたんやな。ほんまはすぐにでも抱きたいのに。」
ユウが用意してくれたものを着て、風呂場を出たらユウは居なかった。
キッチンに言ったら生姜湯が用意されてた。
ユウを呼んでも返事はない。
俺がすねてるからだろう。
俺はユウの部屋のドアを開けた。
「ユウ?」
ユウはいすに座って一服していた。
「茶々どうした?」
「どうしたじゃないよ!居なくなったかと思ったやん…。」
「茶々、おいで。」
「何?」
ユウに近づいたら膝の上に座らされた。
「髪ちゃんと拭かないで来ただろ。メモにちゃんと書いておいたのに。」
「だって、早うユウに謝りたかったんやもん。さっきはバカとか言うてゴメンな。」
「良いよ。もう寝な。」
俺はユウのこんな優しい顔が好きや。
でも、ほんまは我慢してるんやろうな…。
少しだけ顔が余裕ない感じやもん。
「ユウ…一緒に寝よ。」
「茶々、だから言ってる…!」
俺の言葉は茶々の唇に塞がれた。
「ユウ、俺そんなに柔な身体してないよ?ユウ、俺な?ユウに抱かれるとすんごく幸せな気分になるんや///。ほんでな、風邪で寝込んでるときもユウに触れたいってずっと思ってたんや…俺。だから、しよ?」
「茶々、もっとしんどくなってもいいの?」
「良いよ。ってか、しんどくなるわけないやん!今、何もせんで一人で寝たほうがしんどいわ。」
「分かった…どうなっても知らないからな!俺だってずっと我慢してたんだから。茶々の身体目茶苦茶にしちゃうかもしれないよ?」
「望むところや。目茶苦茶にして…ユウ。」
今度は俺から茶々にキスをした。
深い深いキスを…。
「何処でしたい?茶々の部屋?」
「此処がいい。」
「何で?ベッドシングルだよ?狭くない?」
「いいの!狭くても。だって…ユウの匂いがするんやもん。ユウの匂いの中でしたい。それに、少し狭いほうがくっついて寝れるやん///。」
「何か今日の茶々いつもより甘えてくるし何か可愛い/笑。」
「可愛い言うな!」
茶々が顔を只でさえ赤いのにもっと赤くした。
茶々を膝から降ろしてベッドに寝かせた。
熱のせいか目が潤んでいたし、身体も熱くてなんか色っぽい。
「ユウ…熱い。」
「えっ?」
「だから、熱いから早く脱がせて…。」
「/笑。分かった。茶々なんか大胆になってるし、甘えてくるね。」
「そりゃそうやろ。一週間も御預けだったんやから。こんな俺嫌?」
「嫌なわけないじゃん。その逆超嬉しい/笑。」
「良かった。じゃぁ、今日はいっぱい甘えよっと///。」
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