02

□I don't know.
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「……なぁ」

「はい?何ですか、フラガ少佐」

「…………」


長かった戦いからやっと解放されたAA。
記憶を取り戻したムウはアスランを隣にして遅い昼食をとっていた。
不思議な組み合わせだが、実はアスランとキラが先に食べておりそこに後からやって来たムウが加わった。
そして、今はこのテーブルにキラは居ない。
そうこのテーブルには――。

“フラガ少佐”
何気に違和感を覚えたムウだが実際はそうなのだし、否定するのももう面倒だと記憶が戻った今思った。


「俺…」

「?」


ムウは片肘をつき頭を支えると前方を見据えアスランに呟いた。


「あんなヤツ知らないんだけど?」

「へ」







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