薔薇物語
□〜和み空間〜
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色々とイラハラさせられたあの時間から解放され、ようやく江神さんと二人きりの時間ができた。
顔がやばいくらいニヤけてしまう自分が悲しい…ようで嬉しい。
単純で複雑な自分。
自嘲気味に笑って、周りを見渡す。
ここはイラハラの出発点であった江神さんの下宿だ。
今はドキワクと→江神さんと、一緒。
僕はもう病気だ。
ふとぼんやりしていた視界に、彼が映る。
寛ぎの紫煙を漂わせながら、こちらに軽く笑顔を向けてくれた。
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