□モノクロ
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駅前にある大きな時計台

その前立ち、チラチラと腕時計を確認する長い茶髪の女性

白いフリル付きのブラウスに紺色の編み上げコルセットスカート
銀色の刺繍の入った黒のショートジャケットに黒の編み上げロングブーツと
一目でゴシック系の服装だと解る

「ラクス、お待たせ!」

「キラ!会いたかったですわ」

女性、ラクスに声をかけたキラと呼ばれた男性も少し長めの茶髪に黒いベルトの付いた洋服を着こなしており
黒ずくめな二人に周りはゴシック系好きなカップルか…と納得する

キラがラクスに近寄るとそのまま抱き締め、どちらからともなく唇を重ねる

人通りのある駅前での突然の行動に皆目を見開き、慌てて視線を反らす

「ん、ふ…はぁ…キラ…早く、行きましょう…?」

「うん…向こうに車停めてあるから…」

うっとりしつつ告げれば、キラがラクスの手を引いて足早に移動する

駅ビルの地下駐車場に停められたキラの車に乗り込むとまた唇を重ねる

「ん、んんぅ…ちゅ…はぁ…キラ…会いたかった…」

「ラクス…僕も会いたかったよ
ずっと君に触れる日を待って気が狂いそうだったよ…」

感触を確かめるように頬を撫でるキラの手に身震いしつつちゃんと運転席に座るように促せば微かに不満気に睨まれる

「私だってキラと離れたくありませんが…ここじゃ、"本当のラクス"になれませんから…」

「ラクス…うん…」

ラクスの言葉に頷くと車を発進させ駐車場を出て真っ直ぐにホテル街へと向かう

適当な一件を選び部屋に入るとドアが完全に閉まるのも待ちきれずにまた唇を重ねる

舌を絡ませ合い、しっかりと隙間の無いくらいに体を密着させる

そしてキラの手がラクスの茶色い髪を掴むと、無遠慮に引っ張る

しかし、ラクスは痛がる様子も無くキスに夢中になり、ズルリと髪がずれるのも気にせずキラと舌を絡ませ合う

そして茶色い髪の下から鮮やかなピンク色が姿を表す

「っはぁ…漸く、ラクスに会えた…」

「んぁ…はい…」

茶髪のウィッグをその場に落とすとラクスを抱き上げベットに移動し、服を脱ぐ間も惜しいのか
ラクスのブラウスのボタンを外しブラを上にずらし、スカートに手を入れ下着を脱がせ性急に愛撫をし直ぐに体を繋げる

一度互いに達すると服を脱ぎ捨てシャワーを浴びながら浴室でまた体を繋げ
体力が尽きるまで互いの体を堪能し、疲れて仮眠を取ってまた目が覚めたら体を繋げた


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