□愛情
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結婚してはや2年

既に冷えきった夫婦間

元々乗り気じゃ無かったのをたまたまその時の体だけのお付き合いな相手から子供が出来たからと無理矢理結婚させられたが
生まれて来た子は明らかに別の男の遺伝子を持っていた

稼ぎの問題で自分を選んだな、と最初から解ってはいたが…
いい加減、解放されたい

1年も経たずに別居をして、多分向こうはその子供の父親辺りと三人暮らしだろう

『貴方に別の女が出来たら別れる』と言ってくれたのだが…
なかなか欲情出来る子なんていないし…また同じ失敗はしたくない

溜め息を吐きながら少し休憩しようと適当な店に入る

カラン…

「お帰りなさいませ、ご主人様!」

「!?」

何事かと顔を上げて、ピンクな内装にフリフリした衣装
メイド喫茶とやらに入店してしまったらしい

出ようか、どうするかと悩んでいると影がかかり顔を覗き込まれる

「ご主人様?具合、悪いのですか?
休憩室で横になりますか?」

「ッ!」

淡いピンクの髪に大きな水色の瞳
艶やかな桜色の唇と、一気に欲情したのが解った

今すぐに彼女を押し倒してめちゃくちゃに犯したい気持ちが募り、俯くとますます心配したのか側のレジにいた店長らしき女性に許可を取り休憩室へと通された

「今お水持って来ますわね?」

休憩室のソファに座るように促して出ていこうとする彼女を引き留め
深く唇を重ねて堪能しながら扉鍵を閉める

彼女から溢れる吐息にも興奮して、更に深く口付け舌を侵入させて掻き回す

ドンドンと胸を叩かれ仕方なく解放してやると必死に息を整えながら涙目で睨み付けられた

「な、なにを、するんですかッ!」

「ふっ…そんな顔しても、煽るだけだよ」

「きゃぁ!?いや、離しなさい!!離して!!」

「メイドさんが口答えしちゃダメでしょ?」

「貴方は客じゃないでしょう!!
それに、こんなのメイドは受け入れません!!」

「あー、もー…煩い!!」

ハンカチを口に押し込んで黙らせ録な愛撫も無しに欲望を押し込む

ポロポロと涙を流す姿に更に欲情して、止まらなかった

気が付けば、彼女の胎内に溢れる程に欲を放っていて、
今まで体だけのお付き合いな相手にはどんな状況でもしっかり避妊していただけに少し驚いた

ポケットから勝手にロッカーの鍵を取り出して鞄を漁り携帯を取り出すと自分のと赤外線通信


「これでよしっと…
写メ撮ってあるから、バラされたくなきゃこれからもよろしく、ラクス・クラインさん」

声を殺して泣く彼女の服を直し、綺麗に何も無かったようにして鍵を開けて出ていく

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