□ホスピタル・パニック2
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大学で、講義をしていた臨時講師に犯されて異性が苦手になって
ずっと憧れていた仕事に就いたと思えば上司がその犯した男で
毎日のように犯されて、妊娠させられて結婚までさせられた

これ以上に辛い事は無いと思っていたそんなある日、一通の差出人不明の手紙

なんだろう?と思ったけれど、よく担当した患者さんなんかが後日お礼の手紙をくれて、中に記名されてたりするからそれかも、となんの疑いもなく封を開いた

中には何処かの住所と話があるから誰にも知られずに来い、との指示
少し不気味に感じたけれど同封されていた写真に目を見開いて一気に血の気が引いた

それは、初めてキラに犯された時の写真だった

バクバクと心臓が早鐘をうち足が震えた

写真の裏には来なければばら蒔くと書かれている

意を決して、キラに子供を預け友達と会うと嘘を吐いて出掛けた

指定されたのは駅前の漫画喫茶の中にあるカラオケルーム

カウンターで待ち合わせだと告げると名前を確認して部屋の場所を説明される

そっと室内に入ると一人の女性が居た

見た事のある人だった

確か、大学で専攻は別の科だったけれどキラの講義では一緒だった筈…

「…誰にも、ヤマトさんにも知られてないでしょうね?」

「は、はい…キラには友達と会うと嘘を…」

「あんたがキラなんて呼んでんじゃないわよ!」

「きゃっ!?」

バシンッとテーブルの上に置いてあったメニューが投げつけられた

「私がずっとヤマトさんを狙ってたのに…横から急に出てきて勝手に奪って!あんた何様なの!?」

「いっ…わ、たくしは別に…」

髪を引っ張られ痛みに微かに涙が滲む

「ヤマトさんはなかなか自分の勤務先を教えてくれなくて…
ようやく見付けた思ったらあんたと夫婦で経営とか…」

ラクスにすれば自分は望んでいなかっただけにとんだとばっちりでしかない

「だいたい、最初のだってどうせあんたから誘ったんでしょ!?」

ようやく髪から手を離して貰えたかと思えば、目の前の画面にコードで繋がれたデジカメのボタンを押す

すると画面にデジカメで撮影された映像が写し出される


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